2008年8月15日金曜日

絵柄が古いって・・・(爆

 まあ、よく言われてることなんだけどね(苦笑)。
 「あんたの絵(ここではイラスト)は古い、見たこと無い」って、流行絵をいつも追っている家族によく言われる。
 
 そう、今ではいわゆる「萌え絵」とか、特に「CG絵」。「ゲーム風の絵」「同人絵」とかの類もそうだね。
 どう見たって、書店に並べられる本やゲームソフト、アニメなどに使われる絵柄って例外なくこんな感じ。
 まあ、ゲームのデザインはやっぱり、そっちに合った絵柄なんでやはり、当たり前ながら「ゲーム風の絵」なんだろうけど(苦笑)

 でも、流行の絵柄、スタイルって言うものは、結局流れものなんだよね、文字通り。
 それを昔からよく知ってるから、やたら絵柄を変えようとは思わないし、こっそり変えたら変えたで、印象が薄くなる。だからあんまり変えてない。
 
 と言うよりも、私は絵柄自体じゃなくて、技術、部分パーツなどの方を重視してる。
 何でって、私にとってこれが一番の、絵の「魂の部分(例え)」だから
 それに、絵柄変えると、今まで約二十年くらい描いて来た(まあ、最初はラクガキ程度だけど・・・計算に入るのかな、一応この頃賞取ってるし)自分の人生を全部否定することになるから。
 まあ、描いてる内に微妙に変化してるって事はあるんだけど・・・

 でも、他人は他人、そんなの関係ねえ状態。当たり前か。
 言う人は言うんだよね。
 
 まあ・・・
 確かに、ある程度、時代の空気くらいは読めないといけない感じだけど。
 でも、絵柄まで時代に合わせて、ごっそり変える必要ってあるんだろうか?
 こういう漫画家実際に見かけて、別の意味で衝撃受けましたわ・・・
 ペンネームパクッたのか?と思うぐらいに、全く別の絵柄に変えてしまっている少女漫画家が・・・。
 でも本人なのよね~、過去の作品の画像が証明してるもん・・・;

 で、私はいつも、その、「あんたの絵は古い」って言ってる人にこう尋ねている。
 私の絵全体を見て、一体「いつの時代の誰の絵に似てる」のかって言う事。
 どう古いんだって。


 そうしたらこう返って来た。
 「高校生の時までの絵柄が一番よかった。CLAMPちょっと入ってたけどあの時が一番新しかった」
 だって。
 
 他人に似てると言うのがあまり好きでない私は、その後殆ど漫画や小説の挿絵を見なくなった。
 何故って、似てると言うだけでは他人に「私の絵」を覚えて貰えないから。
 「ああ誰々の亜流?」と言う感じでしかなく、その時代の絵柄の流行が廃れるとスルーと言うのがヲチ、と言う結果になるのが目に見えてるから。
 まあ、それでも、どこかは既成作家に似てる部分があるのは否めないな。
 だって、「コミックイラスト」だもん。
 写真のような超リアル絵じゃ無い。ここまで来たらイラストじゃなくて美術の領域。
 あらゆる「コミック・イラスト」は、輪郭、目、鼻、口・・・みんなデフォルメだし。

 それに、「何十年昔?生まれる前の流行絵?」な感じの絵柄な漫画家さんやイラストレーターが、ここ数年脚光を浴びて来てる。
 ホットペッパーの占いのイラスト描かれてる方とか、化粧品のイラスト(タイトルに笑った・・・)描かれてる方とか。中には本当に昔の、既成漫画家さんの作品が復刊されてたりする。
 で、いまだに伝説になってる「その時代を代表する漫画家・イラストレーター」もいる。この人たちは「残った」人なんだよね。
 これらは正直カリスマ性感じる・・・。
 
 結局、絵柄は個性なんだよね。イラストでも何でも。
 他人にやいのやいの言われながらも、それぞれの、絵柄以外に表現したい「絵自体の魂の部分(それは人によって様々)」があったからこそ、今でも通じるもの、他の人が「!」と釘付けになってしまうものがあるんじゃないかしらん。

 私はそういうのを目指してます。
 絵柄が古かろうが新しかろうが、好みの絵柄だろうがあるまいが、結局何でもインパクトの強い方が勝ちなのよ。好き嫌い関係なく覚えられる訳だし。
 簡単に「絵柄が古い」「新鮮な絵柄」で片付けられないよ、長い目で見たら。
 
 それに、年齢がどうのって言われるけど、
 例え運良く、若くしてデビューしても、そのまま1~2作、良くて短期連載で消えた新人漫画家がどれだけいるか。数年もしないうちにごそっと消えているのが現実だったりする。
 私もそういう人一人知ってる。相当厳しい世界と言うことだ・・・。
 まあ、正確な数は分かる訳無いけど、物凄い数だって事は聞いてる。
 こう言う裏の事情あるから一概には、年齢が壁とかは言えないわな。